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ドキドキは脳からのサイン! こころも心臓もリラックスを

2012年02月01日

2月14日はバレンタインデー。若かりし頃、大好きな男の子にチョコレートを渡すドキドキを思い出す、かつてのティーンエイジャーも多いのでは?男の子も、気になるあの子からチョコレートがもらえるかドキドキしたり、残念ながらライバルにその座を奪われたりして、悔しい思いをした人も多いことでしょう。

さて、好きな人を見るとドキドキするというこの現象、いったいどのようにして起こるのでしょうか。これは、交感神経と副交感神経という2つの自律神経のはたらきによるものです。自律神経といえば、熱心な読者の皆さんなら覚えているでしょう。そう、ドクターズコラム 第32回で伊苅先生が執筆された「寒さと心臓病の関係は?」でもご紹介しましたが、気温などの体感による刺激のみならず、ストレスや緊張によってもこのバランスが大きく変化するのです。つまり、心地良いもの、不快なものに関わらず、脳が何かしらの刺激を受け取ると心臓がドキドキしたり、胃腸の調子が崩れたりと、身体にいろいろな変化が現れるということです。

先ほどの例でいえば、好きな人を見ると脳の視床下部にある腹側被蓋(ふくそくひがい)などの活動が活発になり、それが自律神経をつかさどる視床下部に伝わり、交感神経や副交感神経のはたらきに影響を与えるのです。ちなみに、この腹側被蓋は快楽を感じる物質ドーパミンとも関係しており、愛煙家のニコチン依存もこの作用によるものといわれています。

交感神経は、おもに活動しているときに作用している神経。つまり、興奮状態にあるときに作用しています。身体に現れる症状としては、心臓がドキドキと速く打ったり、血圧が高くなったり、消化液の分泌が抑えられたりといったものがあります。一方、副交感神経は、休息しているときに作用する神経です。心臓はゆったりと拍動し、血圧も下がり、消化液の分泌も高まります。確かに、好きな人を見たときだけでなく、みんなの前で話したり、大事な発表を待っているときなどはドキドキしますね。これは、緊張状態にあるということです。

人間の身体は、この交感神経と副交感神経がうまくバランスしていないとさまざまな障害が現れます。交感神経が過剰にはたらいている状態が続くと、ストレスがかかり続けていることになり、それによって起きる鬱(うつ)などは、今や社会問題にもなっており非常に深刻です。心臓病においても、ストレスは直接の原因となります。副交感神経は、これとは逆に身体を休めるはたらきを持ちます。好きな音楽を聞いてリラックスしたり、ソファでゆったりとくつろいでいるうちに、なんとなく眠くなったという経験はありませんか?まさに、それこそ副交感神経がはたらいている状態です。

今となっては、好きな人を見てドキドキなんてそんなにないかもしれませんが…でも、緊張状態はいつでも起きるもの。慌ただしく過ごすだけでなく、お父さんやお兄ちゃんがもらってきたチョコレートをつまみながら、ゆっくりお茶でも楽しみましょう!

■外部リンク:
らくらく禁煙倶楽部
http://nonsmoking-club.jp/

ストレスの驚くべき威力
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000166.html

■関連リンク:
第32回 寒さと心臓病の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_25.php

第18回 ストレス社会における心臓病|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_11.php

第24回 気になる"タバコ"の心臓への害とは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_17.php

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2012年01月16日

ドクターズコラムの最新号『第58回 心臓病と年齢の関係は?』を更新しました。

ドクターズコラム

かるたが教える食事の大切さ!

2012年01月05日

2012年、新たな一年がスタートしました。今年も、皆さん元気でお過ごしください。さて、1月は全国各地でかるたにちなんだ行事が行われますね。特に有名なのは、毎年1月3日に開かれる京都は八坂神社の「かるた始め」。十二単衣(じゅうにひとえ)や小袿(こうちぎ)などの鮮やかな平安装束に身を包んだ女性たちが、そのゆったりとした佇まいからは想像できないほどの俊敏な手さばきでかるたをとっていく様子は、ニュースなどで一度はご覧になったこともあるのでは?八坂神社には素戔鳴尊(スサノオノミコト)が祭られています。その素戔鳴尊が櫛稲田姫命(クシナダヒメ)との結婚の際に、その喜びを表して「八雲立つ八雲八重垣妻籠に 八重垣作るその八重垣を」とお詠みになり、これが日本で最初の三十一文字の和歌であったとのことです。これにちなみ、八坂神社では毎年1月3日にかるた始めをしているとのこと。

さて、このかるた。幼児教育の場面で使われることもしばしばですが、かるたという名前がなんだか不思議な響きを持っていますよね。かるたの語源は、ポルトガル語の「Carta」。この言葉は、手紙・カード・トランプなどを意味します。歌留多・加留多などの当て字もありますが、現在ではひらがなやカタカナで表現されることの方が多いですね。16世紀の半ばごろに九州に入ってきた南蛮渡来品の一つがこのかるたであったようで、その後、16世紀末ごろには同じ九州の筑後にある三池地方で作り始められたと言われています。なお、このCartaが伝わってくるはるか昔の平安時代には、貴族のあいだで流行していた貝合せ(貝覆い)という遊びがありました。文字通り、形や模様から2つに分けた貝殻のもう片方を見つけるゲームです。これがもう少し発展して、蛤(はまぐり)の貝殻の上下それぞれに和歌の上の句と下の句を書いて、取り合う遊びがあったようです。もともとあったこの貝を用いた遊びと、外国からもたらされたCartaが融合し、今日のかるた遊びへと変遷していったようです。

さて、今日では、全国の市町村や教育機関などで「食育かるた」が作られるなど、新たな広がりを見せているかるた。健康で豊かな食生活を啓発するという目的のほか、その地域の特産物について子供たちに教え、地産地消を促すといったような目的もあるようです。実際、昔にくらべて小学生や中学生に後天性の糖尿病であるⅡ型糖尿病が増えているというデータもあります。「本来は大人の病気であるはずの糖尿病が子供に?」と思われるかもしれませんが、食生活や運動不足はそれだけ人体に大きな影響を与えるということです。

かるたをしながら楽しく勉強!今年も心臓をはじめ健康に気をつけて、新たな一年を始めましょう!

■外部リンク:
三池カルタ・歴史資料館
http://xn--lckxb0hrc887rrohu16b2sb.com/

なぜ?なに?食育!! 農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/index.html?mode=preview

■関連リンク:
第33回 年末年始の生活習慣に注意!|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_26.php

第34回 睡眠・食事、特に若い心臓病患者さんの特徴とは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_27.php

第3回 最近の患者さんの傾向|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/3.php

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2011年12月15日

ドクターズコラムの最新号『第57回 「心房細動」の生活での注意点について教えて下さい。』を更新しました。

ドクターズコラム

お酒の増えるシーズン、飲酒は心臓のためにもほどほどに・・・
 

2011年12月01日

なにかと慌ただしい12月。仕事で忙しいのはもちろんですが、クリスマスや忘年会など、イベントが盛りだくさんの時期でもありますね。連日連夜、飲み会続きで胃の調子がどうも・・・、という人も多いのでは?午前様のあなたに、今回はアルコールのお話し。

これまでにハートケア情報委員会でもお伝えしましたが、アルコールは適度な量であれば、心臓に良いとする説があります。個人差がありますので一概には言えませんが、その目安はビールだと中ビン1本、日本酒では1合とされています。適量のアルコールは、善玉と呼ばれるHDLコレステロールを増やすと言われています。HDLコレステロールは、血管や組織に溜まったコレステロールを肝臓まで運んで処理するはたらきがあります。一方、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールは、増えすぎると動脈硬化の原因とも言われていますが、HDLコレステロールには、このLDLコレステロールを少なくさせるはたらきもあるとされています。つまり、適量のアルコールはコレステロールのバランスを良くし、体の中で動脈硬化になりにくい環境を作るということです。しかし、飲み過ぎるとどうなるか。

アルコールは、体内に入ると胃腸を通って肝臓に運ばれ、酵素によって分解され、アセトアルデヒドという物質に変わります。アセトアルデヒドはさらに分解されて、最終的には水と炭酸ガスになります。適量であればこの分解がスムーズに行われますが、大量に飲み過ぎてアルコールの代謝が十分に行われなくなると、体内にアセトアルデヒドが蓄積され、さまざまな症状を引き起こします。代表的なのが、誰でも一度は経験があると思われる二日酔い。それ以外にも、精神的緊張や長期間アセトアルデヒドが過剰な状態が続くと、うつ状態をまねくこともあります。また、心臓病に関連したところでいうと、血圧を上昇させたり、心房細動を引き起こしたり、少量では予防に良かったはずが、動脈硬化を促進させる原因にもなります。

アルコールによって最も直接的な影響を受けるのは肝臓ですが、大量の飲酒が続くとまず脂肪肝(肝細胞に中性脂肪がたまった状態)になります。さらにそのまま飲み続けると、肝臓の細胞が線維化して硬くなり機能しなくなる肝硬変となり、これは最終的に肝臓がんとなるケースが非常に高くなります。ちなみに、脂肪肝はアルコールだけでなく、同時に摂取する脂っこいおつまみなどの食事が原因にもなります。こうしてみると、お酒の飲み過ぎには注意が必要なことがわかりますね。生活習慣が心臓病やがんといった、日本人の死因の多くに影響を与えていることも見えてきます。

お酒は楽しくほどほどに。休肝日を作って、今年も元気に年末を迎えましょう!皆さま、どうぞ良いお年を!

■外部リンク:
健康日本21 アルコール
http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b5f.html

e-ヘルスネット アルコール
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/index.html

■関連リンク:
第33回 年末年始の生活習慣に注意!|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_26.php

心臓病の予防|心臓にやさしい生活環境|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/care/index.php

第32回 寒さと心臓病の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_25.php

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2011年11月15日

ドクターズコラムの最新号『第56回 心臓の血管が“詰まる”とは?』を更新しました。

ドクターズコラム

糖尿病予防は心臓病予防の要!

2011年11月01日

11月14日~20日は世界糖尿病デー。2006年12月に、かねてから国際糖尿病連合(IDF)が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、同時にそれまで世界保健機関(WHO)が定めてきた11月14日が「世界糖尿病デー」とされました。

2010年のIDFの発表によると、糖尿病は世界人口約70億人のうち2億8,600万人、割合にして6.4%いると言われ、世界的な問題となっている深刻な病気です。その数が多い国として、インド、中国、アメリカ、ロシア、ブラジル、ドイツ、パキスタン、インドネシア、メキシコと続いており、最近ではアジアや南米などの新興国に多く見られるのが特徴です。これは、急激な経済発展などにより食生活に変化が起こり、脂っこく高カロリーな食事を採るようになったことが一因と考えられています。2007年に厚生労働省より発表された「国民栄養・健康調査」によると、日本において糖尿病が強く疑われる人は約890万人、可能性を否定できない人は約1,320万人、合わせて約2,210万人と推定されるとしています。総務省のデータによると、2007年の日本人の人口は約1億3,000万人。割合にすると、なんと17%です。実に、国民の約5人に1人が糖尿病の可能性があるとのこと。まさに国民病と言えますね。

さて、9月の相澤先生のコラムでもご紹介がありましたが、糖尿病は狭心症や心筋梗塞など、心臓病の大きな危険因子となります。血管にダメージを与え動脈硬化を引き起こしますので、心臓病だけでなく、脳梗塞、糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症など、血管が張りめぐらされたありとあらゆる全身に影響を及ぼします。脚(足)の動脈硬化を閉塞性動脈硬化症と言いますが、これが進行すると脚を切断しなければならないこともあります。そうなると、運動が制限されるためますます動脈硬化が進行します。動脈硬化の発症する場所によっては、5年後の生存率はがんよりも低いとするデータもあります。また、最近の論文発表で、高血糖の場合、血管障害に加えて血小板の機能異常をきたし、血栓形成が生じやすくなるとの報告もなされました。糖尿病はテレビや新聞でもよく出てくる言葉でもあり、慣れてしまってあまり危険な印象を持たない人もいるかもしれませんが、実は大きな病気の引き金となる大変注意すべき病気です。

日本人の糖尿病のほとんどが、後天的な2型糖尿病です。これは、食生活や運動習慣など、生活習慣を改善することで予防することができます。あなたの生活の中に、メタボの原因となっているものはないでしょうか?脂っこい食事や運動不足、不規則な睡眠、喫煙習慣などなど・・・。

世界糖尿病デーの前後には、そのシンボルであるブルーにちなんで、各地でイベントが実施されています。昨年は、ブルーの大仏やタワー、お城や橋など、日本全国が青色に染まりました。この1週間をきっかけに、ご自身の生活に糖尿病の入り込む余地がないか、一度チェックしてみましょう!

■外部リンク:
世界糖尿病デー実行委員会
http://www.wddj.jp/index.html

厚生労働省 国民健康・栄養調査(平成19年)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou09/

■関連リンク:
生活習慣病|生活習慣病について|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/disease_l/index.php

第54回 心臓病と糖尿病の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_47.php

第21回 食生活が動脈硬化の進行を左右する 気をつけたい食事は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_14.php

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2011年10月14日

ドクターズコラムの最新号『第55回 心臓病の関連疾患は?』を更新しました。

ドクターズコラム

血栓の発生を防いで、心臓病も予防!

2011年10月03日

10月10日は体育の日。毎年この日が近づくと、ウォーキングを始めてみよう!ジムに入会しよう!などと意気込みを新たにする人も多いのでは?最初の数日は気合いを入れて頑張れても、継続するのはなかなか難しいですよね。運動がハードすぎると続けにくくなりますので、手軽にできてちょっと負担になる程度の運動から始めてみましょう。

ところで、運動不足と水分不足が原因で引き起こされる代表的ものといえばエコノミークラス症候群ですが、これは、血流が滞ることによって、下肢に発生した血栓が肺に流れて血流を止め、呼吸ができなくなったり、血液の循環が悪くなったりするものです。今年3月に発生した東日本大震災でも、厳しい避難所生活を強いられた被災された方々に、その兆候が見られたことなどが報告されています。このエコノミークラス症候群は、血栓により静脈が詰まって発症するものです。一方、動脈が詰まると心筋梗塞や脳梗塞となり、突然死などの重篤な結果を引き起こします。いずれも血管を詰めてしまう、この血栓。では、いったいどのようなメカニズムでできるのか…。

血管の中になんらかのきっかけで傷ができたり、あるいは、内皮細胞という血管の一番内側にある細胞がはがれて血管の壁が露出したりすると、その部分を修復しようとして、血小板がくっつきます。さらに、フィブリン(線維素)という線維状のたんぱく質がこの傷口に貼りつき、これを基礎として細胞が増殖することで傷口をふさいでいくのです。このフィブリンこそが血栓です。だとすると、血管の小さな傷など誰にでもできていますから、みんなすぐに心筋梗塞になってしまいそうですよね。ところが、人間のからだはとても良くできていて、固まらせるものがあれば、溶かすものがあります。この溶かすはたらきをするのが、プラスミンと呼ばれる線溶系に属するたんぱく質分解酵素です。通常は、このフィブリンとプラスミンがバランス良く作用して、血管の小さな傷を修復していきますが、溶かすはたらきが衰えると、フィブリンがそのまま血栓として残ってしまうのです。特に血管にアテロームと呼ばれるコレステロールや脂質の塊があって、これを覆っている内皮細胞が障害されてアテロームが破たんした場合、血栓が形成され、心臓や脳の血管を詰まらせることで、心筋梗塞や脳梗塞となってしまいます。脳梗塞の場合、脳の近くの血管でできる場合と、心房細動などにより、心臓でできた血栓が血流で脳にまで運ばれて引き起こされる場合とがあります。

血栓ができやすくなるのは、脂っこい食事などで起きる脂質異常症、喫煙、高血圧、糖尿病、ストレスなどであるとされています。基本的には心臓病の危険因子と同じですね。これに運動不足も加わると、ますますリスクが高まります。運動は脂肪を燃焼するだけでなく、ストレス発散にも良いと言われていますから一石二鳥ですね。

過ごしやすい秋の季節。負担にならない運動をはじめて、血栓を予防し、心臓病予防に努めましょう!

■外部リンク:
文部科学省 「体育の日」中央記念行事スポーツ祭り
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/08/1309940.htm

健康長寿ネット ホームページ
http://www.tyojyu.or.jp/hp/menu000000100/hpg000000002.htm

■関連リンク:
虚血性心疾患について|心臓病について|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/disease_h/001.php

第36回 いきなりの運動は心臓にとって負担!?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_29.php

第18回 ストレス社会における心臓病|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_11.php

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2011年09月15日

ドクターズコラムの最新号『第54回 心臓病と糖尿病の関係は?』を更新しました。

ドクターズコラム

還暦は人生の再スタート! お年寄りを大切に、心臓も大切に!
 

2011年09月01日

今月19日は敬老の日。祭日を月曜日に割り当てるハッピーマンデー制度により、2009年からはちょっとした連休が取れる時期にもなっていますね。敬老の日は1965年に制定されましたが、もともとは兵庫県のある村で行われていた、お年寄りを大切にして知恵を学ぼうという敬老会が始まりとのこと。これが次第に全国へと広がっていき、ついには祭日とされるまでになったようです。

さて、皆さんはお年寄りと聞いたら、何歳くらいをイメージされますか?世界保健機関(WHO)では、高齢者を65歳以上と定義しています。でも、周りの65歳の人を思い浮かべてみると、結構若々しくて元気な人も多いですよね?「おじいちゃん」「おばあちゃん」なんて呼んだら怒られてしまいそう!ということも多いのではないでしょうか?最新のWHOの発表によると、日本の平均寿命は83歳と、イタリア中部にある共和国サンマリノと並んで世界で第1位。1950年代初頭には、先進国の中で最も低く60歳くらいだった平均寿命がわずか60年で世界一になり、しかも20歳以上も伸びているとは驚きです。栄養状態や医療環境が良くなったことが、今日の長寿の国・日本に大きく貢献しているといえます。

そんな長寿世界一の日本にも、少しだけ気になる点が。それは喫煙率。タバコの値上げや世の中の禁煙志向などで喫煙者は年々減りつつありますが、2009年時点でも23.4%。1960年代半ばのピーク時は83.7%もありましたので、それに比べるとかなり減少していますが、ここ数年は減少傾向が落ち着いてほぼ横ばい状態が続いています。平均年齢82歳のオーストラリアや81歳のスウェーデンなど、日本より喫煙率の低い国もありますので、いずれ長寿世界一ではなくなってしまうかも。喫煙はがんだけでなく、心臓病のリスクもかなり高めます。自分一人ではなかなかやめられないという人は、病院で禁煙外来というのも最近はありますので、一度検討してみては。

ところで、年齢を祝う行事として、子どもの頃はすこやかな成長を願う七五三がありますが、それ以降に祝うのは中国から伝わってきた還暦。日本で干支というと、一般的には卯年・辰年など十二支だけを指して使われていますが、干支とは、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)と続く「十干(じっかん)」と、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)と続く十二支の組み合わせのことをいいます。つまり、一つの干支が再びめぐってくるのは10の倍数と12の倍数が重なる60年後ということ。暦(こよみ)が還(かえ)るということになります。それを「生まれ直す」という意味合いとして祝うのが、還暦のお祝いです。還暦には赤い頭巾やちゃんちゃんこを着たり、赤いものをプレゼントしたりすることが多いですが、これは中国で赤ちゃんが誕生した時に魔よけとして着せる赤い服にちなんでのことだそうです。

“高齢”の認識は世の移り変わりとともに変化していますが、敬老の気持ちは忘れずに!長寿のためにも、喫煙者の方は禁煙にも取り組んでいきましょう。

■外部リンク:
平成21年生命表(簡易生命表)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/55-18.html

最新たばこ情報
http://www.health-net.or.jp/tobacco/front.html

■関連リンク:
第15回 喫煙と心臓病の関係|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_8.php

第24回 気になる"タバコ"の心臓への害とは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_17.php

狭心症・心筋梗塞患者さんの体験談(第1話 治療後すぐに息切れが改善)|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/taiken/eps01.html

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2011年08月16日

ドクターズコラムの最新号『第53回 「心房細動」の治療について教えて下さい。』を更新しました。

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水は大切に! 水分補給で心臓病を防ごう!

2011年08月01日

暑い、あつ~い日が続く今日この頃。こんな日は、公園の噴水から水が噴き出るのを見たり、水族館で魚が泳いでいるのを見たりするだけでも、ちょっと涼しくなった気がしますね。実際に、打ち水やミスト散布によって辺りの気温が下がるとのこと。やはり、夏の涼と水は切り離せないものですね。

さて、8月1日から一週間は「水の週間」です。水資源の重要性、水の大切さを国民に理解してもらおうということで、1977年に定められました。“水を大切に”とは日常的にいろいろなところで聞きますが、蛇口をひねればジャーっと出てくるのが当たり前で育った世代には、その重要さを認識するのはなかなか難しいもの。ということで、今回は水道の歴史についてふれてみましょう。

水道の歴史はかなり古く、世界で最も古いものとして確認されているのは古代ローマのポンペイの水道で、紀元前300~400年前のこと。ポンペイは水道のみならず、劇場やレストランがあったりとかなり文化的な生活を送っていたようですが、ヴェスヴィオ火山の噴火により街ごと地中に埋まってしまいました。

日本に水道が登場するのは、16世紀になってから。北条氏康が小田原城を支配した際に建設したと考えられています。当時、水の確保はまさに死活問題。“我田引水”ということわざがあるように、武士・農民などの職業や身分の違いに関わらず、水がいかに貴重なものであったのかが良く分かります。

水道は、人間が生きていく上で不可欠である半面、その発展段階においては、時として感染症を拡大させる原因ともなりました。コレラの大流行はアフリカ・ヨーロッパのみならず、日本でも19世紀前半あたりから第二次世界大戦直後までたびたび流行し、そのたびに多くの犠牲者を出しました。このような感染症の広がりを抑えることができるようになった最大の理由は、衛生面の改善です。水道も、塩素などを入れて消毒の効果をあげることで、感染症を格段に防ぐことができるようになりました。最近は、各地方自治体が水道水をペットボトルに詰めて販売するようにもなっていますね。蛇口をひねれば出てくる水道水をペットボトルで?という気もしますが、意外と美味しいとの声もあるようです。

さて、今年は節電の影響もあり、例年のようにクーラーをがんがんにして、涼しい部屋で快適に過ごすこともしにくいですね。先月のつぶやきでもふれたように、扇風機との併用でうまく快適に過ごしている人もたくさんいることでしょう。脱水症は真夏の時期に起こりやすいのですが、心臓病、特に心筋梗塞に直結します。汗を大量にかくことで血液の濃度が高くなり、血管が詰まりやすくなるのです。水分補給は脱水症を防ぐ上でも、体の熱が上がり過ぎないよう適度に体を冷やして熱中症にならないようにする上でも、とても重要です。

水の無駄遣いに気を配りながらも、クーラーが使用できない代わりに、打ち水などさまざまな工夫を凝らしながら涼を取り、体の中と外から涼しさを感じてみてはいかがでしょうか?

■外部リンク:
健康のために水を飲もう推進運動
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

水道歴史館|東京都水道局
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/rekisi/

■関連リンク:
第29回 寝苦しいこの時期 心臓病対策は脱水に気をつけて|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_22.php

第27回 心臓病の原因の一つ 血栓の仕組みとは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_20.php

第26回 運動と体内の塩分と水分の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_19.php

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2011年07月19日

ドクターズコラムの最新号「第52回 心臓病を再発する確率は?」を更新しました。

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節電で復活! 扇風機でかしこく夏の心臓病対策を!

2011年07月01日

震災による電力需給への対応のため、今年は関東・東北エリアで例年の15%節電が目標とされました。じめーっとした梅雨が終わり、ようやく太陽の眩しい夏がやってきた!とうれしい半面、本格的な暑さがやってくる中、冷房控え目でやっていけるのか?と不安な方もいるのでは?

そんな中、今年は扇風機の売り上げが大きく伸びたそうです。まだ寒さが残る4月の段階から急激に売れ出し、例年の3倍、中には10倍近く売れたお店もあったそうです。「扇風機なんて、そんなに涼しくならないし、場所もとっちゃうからいらないな~」と思っていた人も、今年ばかりは買わずとも売り場ぐらいはのぞきに行ったのでは?一昔前のイメージとは違って、デザインや色もバリエーションが増えているのに驚いた人も多いことと思います。

さて、そんな扇風機がいったいいつ頃からあるかというと、扇風機の仕組みと深く関連しているのです。扇風機は、モーターにプロペラをつけてそれがぐるぐる回ることで風を送る仕組みになっていますが、モーターが実用化されたのは19世紀の後半から。そして、扇風機も1893年に世界で初めてアメリカで発売されました。日本で発売されたのはなんと意外に早く、アメリカで発売された翌年の1984年。扇風機の本体の上の方に白熱電球が付いていて、扇風機が回ると同時に電球が灯るという仕組みのもので、まだまだ電気が珍しいこの時代にはかなり貴重なものであったようです。戦時中は一般への製造販売が一時中止されたりしましたが、戦後になるとカラーバリエーションが増えたり、音が静かになったり、さらにはタイマーが付いたりと進化を続けています。

皆さんもご存じの通り、消費電力という点で、エアコンと扇風機は比較になりません。扇風機の消費電力は、風量を一番多くしてもお金に換算して1時間当たり1円以下。エアコンは約10~20円ほどかかります。エアコンの温度を下げて扇風機と併用した方が、エアコン単体よりも消費電力はかなり抑えられるということになります。

節電は重要ですが、過度の暑さは脱水症や熱中症になるというリスクもあります。特にご高齢の方は、もったいないからとクーラーをつけずに暑さをがまんした結果、命を落とすということが昨年も多く報道されました。熱中症は、体の中の熱が上がり過ぎて体温の調節がきかなくなり、さまざまな臓器が正常にはたらかなくなる状態のことをいいます。熱中症と心臓病は直接的に関係があるわけではありませんが、肺や腎臓の機能が低下した結果、生命に関わることがあります。脱水症は直接的に心筋梗塞の原因となりますが、熱中症に脱水症が加わるとかなり危険ですので、夏場は特に部屋を適温にしておくことと、水分補給が不可欠です。

節電に優等生の扇風機。上手に使って、節電と涼しさを両立させたいですね。

■外部リンク:
扇風機の歴史
http://www.senpu-ki.jp/03history.html

家庭の節電対策メニュー
http://www.meti.go.jp/setsuden/20110513taisaku/03.pdf

■関連リンク:
第29回 寝苦しいこの時期 心臓病対策は脱水に気をつけて|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_22.php

第27回 心臓病の原因の一つ 血栓の仕組みとは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_20.php

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2011年06月15日

ドクターズコラムの最新号「第51回 気になる心臓病の治療費と治療後の費用は?」を更新しました。

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梅雨なのに水無月!? 気温の変化は心臓病にも気をつけて
 

2011年06月01日

6月はどうもさえない天気が続く一ヶ月。別名「水無月(みなづき)」と言われますが、こんなに雨が降るのに水が無い!?と不思議ですよね。

水無月と呼んでいたのは、旧暦でのこと。現在の新暦で言うと6月下旬から8月上旬にあたり、照りつける太陽を思えば“水無月”というのも分かりますね。ただ、水無月と呼ばれるようになったのには諸説あり、田んぼに水を張る時期であることから“水張り月(みずはりづき)”が“水月(みなづき)”と短縮されたとするものや、“無”は“の”の意味で、“水の月”とする説もあるようです。いずれにしても、春から夏に変わるこの時期、水や雨は生活に密接に関係しており、昔から人々の関心の的であったのでしょう。

さて、そんな雨の季節に欠かせないのが傘。6月11日の入梅(にゅうばい)にあたる日を「傘の日」としているようですが、この時期はいつ降りだすか分からないこともあり、傘は毎日手放せないですね。

日本に最初に傘がもたらされたのは、古墳時代の頃とされています。現在のような雨の日に使う実用目的ではなく、仏教の儀式用の道具として、当時の百済(くだら)より献上されたようです。和傘は紙や竹の技術の向上によって進化していき、室町時代には和紙に油を塗ることで防水性が向上しました。一般に広く普及するようになったのは、さらに技術が進んだ江戸時代になってからのようです。さて、そんな和傘に大きな変化をもたらしたのが、今日、私たちが使っている洋傘。洋傘は、19世紀初頭に長崎に入ってきたのが始まりとされています。和傘は蛇の目傘などデザインにおいて粋なものもありましたが、竹や紙でできているため重く、また、傷みやすく管理が難しかったため、日常的に使う物としては不便があったようです。そして、折しも時代が明治という西洋文化を日本が一気に受け入れた時期でもあり、徐々に洋傘に押されていった模様。安価な輸入物のビニール傘などの普及により、今でこそ使い捨て製品のようになっている傘ですが、かつては舶来品として高級品扱いされていたのだそうです。日本でもほんの十数年前までは、傘の修理屋さんが街のいたるところにありました。色とりどりの傘を楽しむことも少なくなりましたが、それでも素敵な色やデザインの傘を見かけると、雨の日に明るい気分になれますね。

さて、この梅雨の時期は意外にも、日ごとあるいは時間帯によって気温の変化が激しいもの。これは寒さや暑さが続くより、心臓にとって負担となるものなのです。暑いからといって油断して薄着で外出せず、調整できる羽織物を一枚持って出かけると安心です。そうそう、“水”は“無”くても梅雨の時期ですから、外出には傘をお忘れなく!

■外部リンク:
梅雨News
http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/sp/tuyu/tuyu.html

洋傘の歴史
http://www.jupa.gr.jp/culture/rekishi/rekishi.html

■関連リンク:
第27回 心臓病の原因の一つ 血栓の仕組みとは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_20.php

第29回 寝苦しいこの時期 心臓病対策は脱水に気をつけて|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_22.php

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2011年05月16日

ドクターズコラムの最新号「第50回 ステント治療を受けた後に気を付けるべきことは?」を更新しました。

ドクターズコラム

“鯉のように…!” 心臓へのストレスは大丈夫?

2011年04月28日

5月5日はこどもの日。旧暦の5月5日を端午とする風習は古くからあったようで、この端午の節句が、男子の健やかな成長を祈願して、こどもの日とされるようになったようです。それにしても、端午の節句・こどもの日は、ちまき、かしわもち、五月人形に、さらには鯉のぼりといろいろなアイテムが登場しますが、どうしてなのでしょう?まずは、ちまきから。

端午の節句の起こりは紀元前3世紀の中国という説があり、楚の国で慕われていた屈原という人が、失脚して川に入水自殺した時、民衆が悲しんでその亡骸に魚が寄ってこないよう、川にちまきを投げてこれを防いだとされています。ちまきを食べるのは、このお話がもとになっているそうです。一方、かしわもちは日本独自で始まった風習で、かしわの葉は新しく芽が育つまで古い葉が落ちないことから、子孫が途絶えないとして縁起物とされ、端午の節句と結びついていったようです。また、端午の節句にはもともと、邪気を払う意味で菖蒲(アヤメ)を家の入口に置く風習がありましたが、鎌倉時代ごろから“菖蒲”が“尚武(武道を重んじること)”と同じ音であることから、男の子の健康を祈る意味合いが強くなり、よろいやかぶとをまとった五月人形を飾るようになったようです。

さて、最後が鯉のぼりですが、こちらは中国の後漢書に記載があります。黄河の急流にある滝を多くの魚が登ろうとしたところ、鯉だけが登り切り竜になれたという故事より、鯉が立身出世を表すものになったようです。鯉のぼりは、江戸時代の裕福な商人の家庭が吹き流しに鯉の絵を描いたのがそのはじまりのようで、もともとは“お父さん”である真鯉だけであったようですが、明治から昭和にかけて“お母さん”の緋鯉と“子ども”の緋鯉も増えていったようです。5月の澄んだ青空に、力強く泳ぐ鯉のぼりをみると元気が出ますね。

かつては立身出世を願って飾られた鯉のぼりですが、最近では世の中の変化も目まぐるしく、出世しようと過剰に意識したりストレスを感じたりすることは、必ずしも心臓にとって良いことではないようです。ストレスが過度にかかると血圧が上昇するだけでなく、血管が縮まって詰まりやすくなり、心臓病のリスクも高まります。また、ストレスがたまるとそのはけ口として、お酒の量が増えたりタバコを吸ったりと、他にも悪い影響が及ぶこともあります。ストレスは解消法はもちろんのこと、ストレスを感じる環境そのものをあまり作らないようにしたいものですね。流れに逆らい滝を登るたくましい鯉のぼりもいいですが、家族と一緒に大空を風にまかせて気ままに泳ぐマイペースの鯉のぼりも、きっと楽しいですよ!

■外部リンク:
端午の節句
http://iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/03_tango.html

こいのぼりの歴史
http://www.j-pca.net/locality/history/kazo/index2.html

■関連リンク:
生活習慣病予防のためのハートケアクッキングセミナー ~おうちのご飯が大変身!浜内千波さんとお医者さんが作るヘルシーで美味しいメニュー~|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/recipe/2010.html

~おいしくてからだにやさしい~ 我が家のハートケアレシピ入選作品発表|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/recipe/

心臓病の予防|心臓にやさしい生活環境|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/care/index.php

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2011年04月15日

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「パンの祖」は名代官!? おうちで楽しく、美味しく、心臓に良く!
 

2011年04月01日

さっくり美味しいクロワッサン、ワインやチーズに不可欠なバケット、毎朝の食卓に欠かせない食パン・・・。パンの種類は数えきれませんが、ちぎったときの香ばしさは、食欲を倍増させてくれますね。4月12日のパンの記念日。ご飯はなくても大丈夫だけど、パンがなければ生きていけない!という“パン党”の方も多いのでは!?

さて、そんなパンですが、日本に最初に入ってきたのは安土桃山時代。イエズス会の宣教師たちによってもたらされました。信長がパンの一種を食べていたという記録もあるようですが、その後、主食として一般に普及することはなく、キリスト教の禁止などに伴い、いったんは消えていったようです。パンが再び日本に登場してくるのは、江戸時代の末期になってから。現在の静岡を中心とした地域の代官であった、江川家の36代江川太郎左衛門である英龍によって作られたことが始まりといわれています。英龍は有能な代官であると同時に、軍事にも明るい人物でした。幕府が西洋諸国に圧力をかけられている状況のもと、軍備の一環として、オランダ屋敷の料理人からノウハウを得てパン作りをはじめました。今日のようにふっくら美味しいものではなかったようですが、とぎ汁がでず、保存ができ、なおかつ米のように炊いている最中に煙がでて敵に居所を知られてしまうリスクを避けることができる携帯食として、画期的なものであったようです。パンが一般に広く普及していくのは明治時代から。日本人が長く慣れ親しんできた“あんこ”と小麦粉の生地を組み合わせたあんパンは、パン人気を一気に加速させました。ソーセージやカレーの入った具入りの惣菜パンが発達しているのは、日本の特徴なのだそうです。

さて、そんな歴史を持つパンですが、ここ数年、家庭用のパン焼き機の急速な普及で、家庭でも簡単に作れるようになってきているようですね。食パン・フランスパンはもちろんのこと、ライ麦パンやあんパン、ドライフルーツパン、米からできる米粉パン、さらには、パスタやうどん、ジャムまで作れるパン焼き機もあるそうです。「毎回買うより安上がり」ということももちろんでしょうが、食の安全に対する関心の高まりの表れともいえるでしょう。自分で作れば添加物などの摂取を避けられるだけでなく、どんな材料がどれだけ入っているか把握することもできます。「高血圧で心臓病が心配」という人は、塩分や油分を抑えたパンを作ることもできるわけです。中には、玄米や雑穀から作ることができるパン焼き機もあるようです。

作る楽しみだけでなく、美味しくて心臓にもやさしい。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

■外部リンク:
江川太郎左衛門
http://www.lib.city.minato.tokyo.jp/yukari/j/man-detail.cgi?id=108&CGISESSID=8105b8d9c5b302fe7bc02d3a276a0311

パンの知恵袋
http://www.oishii-pan.net/knowledge/history_japan.html

■関連リンク:
生活習慣病予防のためのハートケアクッキングセミナー ~おうちのご飯が大変身!浜内千波さんとお医者さんが作るヘルシーで美味しいメニュー~|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/recipe/2010.html

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2011年03月15日

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ドクターズコラム

おひなさま効果!? 女性の長寿、世界一!

2011年03月01日

3月3日は桃の節句、ひな祭り。華やかなひな人形を飾って、ひなあられやちらし寿司が楽しみ~なんて、おねだりされているお母さんも多いのでは!?

ひな祭りの正確な起源ははっきりしないようですが、平安時代に京都の貴族の女の子の間で、紙で作った人形や屋形で遊ぶ、ままごと遊びのようなものがあったようです。また、同じ頃に、人の形をした紙を川に流して健康を祈る行事があり、この行事が互いに結び付いて、江戸時代になると全国に広がっていったようです。もともと貴族の間ではじまったこの風習が、現在のようなひな祭りの形になっていったのもこの頃。武家のお嬢さんなどが嫁入り道具として、現在のようなきらびやかなひな人形を揃えるようになったようです。

さてさて、そんな積年の祈りが届いたのか、日本の女性は世界でも一番の長生き!なんと、25年連続で世界一の長寿なのです。平成21年の調査では、その平均寿命86.44歳。ひとことで86歳といっても、86年前の1925年といえば、元号で言うとまだ大正時代。満25歳以上の成年男子すべてに選挙権が与えられる“普通選挙法”が成立した年。女性に選挙権が与えられるのは戦後のことですから、今とはずいぶん時代が違うなあ、という印象です。ちなみに、東京に現在の山手線の前身となる環状線ができたのもこの年。また、3月には後に日本放送協会(NHK)となる、東京放送局がラジオ放送を開始しました。以来、数十年で目まぐるしく環境が変わってきたことが改めて分かりますね。ちなみに男性の平均寿命は79.59歳で、カタール、香港、アイスランド、スイスについて5位。日本の女性の元気さが伺えます。

ただ、現在ある年齢の人が将来どのような原因で亡くなるのかを予測した数字を見ると、心臓病で亡くなる確率が、男性の場合、いま65歳の人が14.93%、75歳の人は15.37%といずれもガンより低いのに対して、女性の場合、65歳で19.87%、75歳で20.47%と、どちらもガンより高いのです。ハートケア情報委員会ホームページの「女性の心臓病 女性における狭心症・心筋梗塞の特徴」のところでもご紹介していますが、女性の場合、若い時は女性ホルモンのエストロゲンが動脈硬化を抑えるはたらきがあるため、比較的リスクは低いのですが、閉経後にはこの抑制が無くなるため、男性と同じように動脈硬化が進行し、一気に心臓病のリスクが高まります。

何事にも備えが大切!まだ若いからと油断せず、おひなさまを楽しみにしていた頃を思い出して、規則正しい、健康的な生活習慣を心掛けましょう!!

■外部リンク:
ひな人形の由来
http://www.koboku.co.jp/hina/hina-yurai.htm

厚生労働省 平成21年 簡易生命表の概要
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/index.html

■関連リンク:
女性における狭心症・心筋梗塞の特徴|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/woman/

第4回 最近の傾向とリスクファクター|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/4.php

狭心症・心筋梗塞患者さんの体験談(第2話 テレビで見たあの治療を受けた日)|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/taiken/eps02.html

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2011年02月15日

ドクターズコラムの最新号「第47回 いつまで薬を飲めばいいの?」を更新しました。

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“鬼は外”でコレステロールも外へ!! 大豆で心臓病予防も

2011年02月01日

「鬼は外、福は内~」今年もあちらこちらから、そんな元気な声が聞こえてきそうですね。2月3日は節分の日。炒った大豆を撒いて鬼を退治し、無病息災を願うというものです。それにしても、“節分”という字だけを見ると“季節を分ける”ことなのに、なぜ鬼が出てきたり、豆を撒いたりするのでしょう?

元来、節分は四季の始まる立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを指すものですが、旧暦の正月が立春に近かったことから、とくに立春の前日に当たる節分が大切にされてきました。節分には、平安時代の宮中でも、中国から伝わった追儺(ついな)と呼ばれる年中行事が行われていました。これは、矢で鬼を追い払うという風習で、実際には、陰陽師によって厄払いが行われていたようです。これが室町時代になると、豆まきに変化していったようですが、豆を“魔滅”と掛け合わせ、“魔(鬼)に豆を投げつけて災厄を滅する(追い払う)”という意味があるようです。また、豆まきに使う豆は、必ず炒ったものでないと駄目なのだそう。なぜかというと、厄病を追い払うために使用した豆から芽が出ると縁起が悪いから、とのこと。加えて、鬼に象徴される厄は陰陽五行でいうところの「金」に当たるそうで、「金」の力を消し去る「火」の力を借りるという意味もあるのだそうです。

さて、豆腐や納豆や味噌など、私たちの日常の食生活と大豆とは切っても切れない関係ですが、実は、心臓病予防にも一役買うって知っていましたか?

「畑のお肉」ともいわれ、大豆はたんぱく質が豊富なことでよく知られています。動物性たんぱく質と違って脂質が抑えられ、動物性と比較して消化吸収率も高いことから、健康に良いことは知られていますが、大豆には血中コレステロールを下げるはらたきがあるのだそうです。食事に含まれるコレステロールなどの脂質は、胆汁酸と一緒になって吸収されやすい形で小腸に運ばれますが、過剰になると血中コレステロール値が上がってしまいます。大豆のたんぱく質は、水と油の両方になじみやすいためコレステロールの吸収を抑える上、胆汁酸の量を減らすこともできるのだそう。このことは権威のある海外の論文でも証明され、アメリカでは1999年に“1食分に大豆たんぱく質を6.25g以上含み、低脂肪の食品”については、心臓病のリスクを下げることをパッケージに表示できるようになりました。それ以外に、ガンや肥満防止などにも貢献するようです。

とはいえ、大豆だけを食べていたら心臓病にならないかというと大間違い!いろんなものをバランスよく食べて、健康的な日常生活を送ることが必要です。

今年の豆まきは「鬼は外」の掛け声で、脂肪も外に!?豆を撒いた後は、歳の数+1つ食べてみましょう!ただし、ご高齢の方は無理しないでくださいね!

■外部リンク:
節分
http://www.iimiyazaki.com/season/setubun/main.html

大豆のお話し
http://www.ezaki-glico.net/daizu/index.html

■関連リンク:
第7回 予防で一番大切な要素は食事、そして運動。|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post.php

第21回 食生活が動脈硬化の進行を左右する 気をつけたい食事は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_14.php

心臓病の予防|心臓にやさしい生活環境|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/care/index.php

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2011年01月14日

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ドクターズコラム

正月の不摂生は七草粥で解消!今年も心臓にやさしく…

2011年01月05日

あけましておめでとうございます!いよいよ2011年のスタート!昨年は、不整脈の情報提供も開始し、新たに高月先生が委員に加わりました。また、11月には料理研究家の浜内千波さんをお招きして、ハートケア情報委員会設立5周年記念のイベントも実施し、55名の方にご参加いただきました。2006年の設立当初は小さな活動でしたが、皆さまの支えにより、少しずつ広まって参りました。今年もハートケア情報委員会をどうぞ宜しくお願い致します。

さて、年末年始といえば、どうしても不摂生が続いてしまう時期。ドクターズコラムで、委員からもしばしば「気をつけましょう」とのコメントが出ていますが、さて、あなたは規則正しく過ごせましたか?お酒ばかりでなく、この時期は食べる量がどうしても増えてしまうもの。おせち料理やお餅など、やや胃もたれしやすいものも多く、とはいえ、ごちそうが多いので、ついついお箸が進んでしまいます。「胃の調子が…」なんて言いながら、食べたらそのまま寝て…で、こたつと仲良しになっている方も多いのでは?

そんなお正月のお休みモード、やはり昔からあったのでしょうか?七草粥は1月7日、まさに正月の不摂生が積もり積もった頃にやってきます。セリ・ナズナ・ハハコグサ・ハコベ・コオニタビラコ・カブ・ダイコンと、春の七草と呼ばれる7種類の青菜を刻んで入れた粥を食べ、無病息災を祈ると同時に、胃を休め、不足しがちな野菜を補うという風習。中国では唐の時代より、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」といって、若菜を入れた汁物を食べる習慣がありました。「人日の日」とは中国古代の節句で、元日から6日までを順番に、鶏、狗(いぬ)、猪、羊、牛、馬の日としてこれらの動物を占い、それぞれの日にその動物を大切に扱ってきました。そして7日目は人を占う人日の日。犯罪者に対しても刑罰を行わないことにしていたそうです。一方、日本では、古くから1月15日に餅粥といって米や粟など7種の穀物を入れたお粥を食べる習慣がありました。これに加え、旧暦の年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」の習慣があり、中国から持ちこまれた人日の日の習慣と、日本伝統の餅粥・若菜摘みの習慣がすべて合わさって、次第に七草粥の習慣になったのではないかといわれています。ちなみに、“七草”はもともと“七種”であったとのこと。なかなか手に入りにくい七草の代わりに、他の野菜を使って七草粥を作るのも語源をたどれば全く問題ないわけです。

そうそう、冒頭でご紹介したイベントで浜内さんがご紹介してくださったレシピがこちらからご覧いただけます。
⇒生活習慣病予防のためのハートケアクッキングセミナー
http://heartinfo.jp/recipe/2010.html

七草粥とともに、ぜひ皆さん挑戦してみてください!

■外部リンク:
春の七草
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana09-1jan07_nanakusa.html

人日の節句
http://iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/01_jinjitsu.html

■関連リンク:
第21回 食生活が動脈硬化の進行を左右する 気をつけたい食事は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_14.php

第33回 年末年始の生活習慣に注意!|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_26.php

~おいしくてからだにやさしい~ 我が家のハートケアレシピ入選作品発表|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/recipe/

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2010年12月15日

ドクターズコラムの最新号「第45回 最新の心臓病関連の医療情報は?」を更新しました。

ドクターズコラム

いつでもどこでも手軽に温か 心臓病の予防にも

2010年12月01日

今年の夏は本当に暑かったですね~!9月に入っても35度を上回るところが全国各地にありました。さて、そんなこともすっかり過去のことで、この季節になると寒さが身にしみますね。屋内に入ると温かさにホッとしますが、時として、長時間外にいることもあるのでは?そんな時に欠かせないのが使い捨てカイロ。そして、12月1日は「カイロの日」。

カタカナで“カイロ”と書かれることが一般的ですが、漢字で書くと“懐炉”。温石(おんじゃく)といって、火鉢などで石を加熱し、布に包んで懐に収め暖をとっていたことが始まりで、江戸時代くらいまで一般的であったそうです。大正時代になると、的場仁市がベンジンの気化ガスとプラチナの触媒作用を利用して燃焼させる「ハクキンカイロ」を発明、戦後にはその他の製品も登場し、広く一般に使われるようになりました。今日のカイロは、朝鮮戦争の際に、アメリカ兵が長細い筒に鉄の粉と食塩や水を入れて発熱させ、フットウォーマーとして使用していたものがその原型とのこと。そして、1975年に九州地域限定で使い捨てカイロが初めて販売されました。

主な成分は、鉄粉、水・塩類、活性炭、保水剤。鉄は濡れたままにしておくと錆びがでますが、これは鉄が酸化するため。この空気中の酸素と反応して、酸化鉄になるときに発熱するという特徴を利用したのが使い捨てカイロです。各成分はそれぞれ、鉄は錆びて発熱する、水・塩類は鉄の錆びる速度を速める、活性炭は空気中の酸素を吸着し酸素の濃度を高める、保水剤は水で鉄粉がベタ付くのを防ぐという役割があるのだそう。子ども用のものは、キャラクターを使用していたり、セットでカバーが付いて安全にも配慮されていたりと、持ち歩くのが楽しくなるものもたくさんありますね。最近は、鉄を使ったものばかりでなく、ゲル化剤などを使用した電子レンジで温めるタイプのものや、過冷却状態にある蒸留水と酢酸水溶液との混合液を金属片で刺激して発熱させるタイプのもの、充電式のものなど、エコブームの勢いもあって繰り返し使えるタイプのものも注目されてきているのだそう。

動脈硬化が心臓の血管にある場合、寒さがきっかけとなって、心臓病を発症することが珍しくありません。特に、冷え込みが厳しくなるこの季節は寒さ対策が重要。暖かい部屋から急に寒いところに出るというのが、心臓にとって最も負担になるようです。暖をとって、体を大事に、楽しい年末年始を迎えてください。

本年も、ハートケア情報委員会をありがとうございました!来年も宜しくお願い致します!!

■外部リンク:
カイロ工業会
http://www.kairo.jp/index.html

ハクキン資料館
http://www.hakukin.co.jp/siryoukan/5-1.html

■関連リンク:
第32回 寒さと心臓病の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_25.php

第31回 心臓病の場合、インフルエンザ対策はどうすべきか?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_24.php

第33回 年末年始の生活習慣に注意!|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_26.php

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2010年11月15日

ドクターズコラムの最新号「第44回 胸の痛み、心臓病の検査は必要ですか?」を更新しました。

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