“狭心症・心筋梗塞”に加えて“不整脈”もサポート開始!
2010年10月05日
心臓病に関する啓発活動を行っている「ハートケア情報委員会」は、今年で5周年を迎えました。
2006年4月に循環器の専門医3名により設立された「ハートケア情報委員会」は、設立5周年となる節目に、新たに不整脈分野の専門医である慶應義塾大学病院の高月誠司先生を10月より委員に迎え、4名の協力体制で心臓病啓発の新たなスタートを切ります。高月先生の参加を機に、過去5年間にわたり実施してきた狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に加え、不整脈領域についても情報提供し、より幅広く心臓病についてお伝えしてまいります。
5周年の新たなスタートに関する詳細は次の通りです。
1)不整脈分野を専門とする医師、慶應義塾大学病院 高月誠司先生が委員に参加
不整脈分野を専門とする医師、慶應義塾大学病院 高月誠司先生を10月より新委員に迎えます。
財団法人心臓血管研究所所長 相澤忠範先生、東海大学医学部付属病院教授 伊苅裕二先生、埼玉県川越市・平成クリニック理事長 高山泰雄先生の3名に、新たに高月誠司先生が加わり、心臓病領域において幅広い啓発を4名の委員で実施してまいります。
【プロフィール】
慶應義塾大学病院 高月誠司
慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学病院、仏・パリ第七大学病院等を経て、2007年より慶應義塾大学医学部内科・心臓血管炎症学講座講師、及び内科循環器科・臨床不整脈治療グループ・チーフとなる。心臓内科全般の知識と治療経験を有し、特に不整脈分野全般が専門。カテーテルアブレーション※3治療に従事。
※3 頻脈性の不整脈を根治して、再発を抑えることができるため、近年、さかんに行われるようになっている治療方法
【コメント ~ハートケア情報委員会への参加にあたって~】
不整脈は身近な疾患であるにも関わらず、見過ごされがちで、適切な処置を受けないまま不便な生活を強いられている方がたくさんいらっしゃいます。不整脈の中には、治療によって根治できるものもあります。まずは不整脈についてよく知って頂き、予防に気をつけ、必要な場合は治療を受けることが大切です。情報提供をしていくことで、皆様のクオリティ・オブ・ライフ向上に貢献していきたいと考えます。
2)小冊子「防げる、治せる、心臓病。30代からの心臓(ハート)ケア」に不整脈の情報を追加
当委員会が発行する小冊子「防げる、治せる、心臓病。30代からの心臓(ハート)ケア」に、不整脈に関する情報を追加いたします。不整脈の種類や症状から治療法に至るまで、イラストを用いて分かりやすく解説しています。また、心不全の症状や治療法も新たに紹介します。小冊子「防げる、治せる、心臓病。30代からの心臓(ハート)ケア」は、ホームページから無料で配布しており、これまで、幅広い年齢層の皆様や多くの医療従事者の方にご愛読いただいております。
小冊子はこちらのページ(https://heartinfo.jp/contact/catalog.php)よりお申し込みいただけます(無料)。
3)ホームページに、不整脈のコンテンツ追加
当委員会のホームページに、10月5日より不整脈に関する情報を追加いたします。その他、ホームページでは、おいしくてからだにやさしい「ハートケアレシピ」や「ステント留置後の患者様へ」など、予防から治療に関わる様々なコンテンツをご用意しております。
●不整脈について(http://www.heartinfo.jp/disease_h/002.php)
不整脈の種類や症状をイラストを用いて分かりやすく解説しています。
●不整脈の治療(http://www.heartinfo.jp/cure/001.php)
不整脈の一般的な治療法を紹介しています。
【これまでの活動と今後】
「ハートケア情報委員会」は、狭心症・心筋梗塞に対する関心の低さを危惧した3名の循環器の専門医が中心となり2006年4月に発足、今年で5周年を迎えました。
ホームページを通した情報発信、小冊子やリーフレットの無料配布、また、報道関係者の方に向けたセミナーなど様々な活動を通して、心臓病の啓発活動を実施してまいりました。「ハートケア情報委員会」の設立時は、三大疾病の中で最も関心が低かった※1心筋梗塞ですが、現在では、がんに次いで関心の高い疾病となっています※2。一方で、心臓に圧迫感や動悸を感じた時にも病院に行かなかったと答えた方も多く、依然、まだまだ多くの方が心臓病のシグナルを見逃している可能性があると考えています。
「ハートケア情報委員会」は、5年間の活動を更に飛躍すべく、新たに不整脈分野に関する情報提供を行い、より幅広い心臓病領域の啓発に努めてまいります。
※1 2005年調査では、がん64.9%、脳卒中15.2%、心筋梗塞11.8%(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社調べ)
※2 2010年調査では、がん66.3%、心筋梗塞17.7%、脳卒中16.0%(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社調べ)
◆「ハートケア情報委員会」の概要
目的:心臓病(虚血性心疾患・不整脈)に関する正しい情報提供
疾患の予防、早期発見・早期治療、再発防止の促進
潜在・既存患者のクオリティ・オブ・ライフの向上
設立:2006年4月
委員:財団法人 心臓血管研究所所長 相澤 忠範
東海大学医学部付属病院教授 伊苅 裕二
埼玉県川越市・平成クリニック理事長 高山 泰雄
慶應義塾大学病院 高月 誠司