歩いてボランティア、適度な運動は心臓にもマル!
2010年04月01日
桜の花も咲いてきて、ようやく春らしくなってきました。今年は、3月末にも雪が降り、桜の花の上に雪が積もるという珍しい景色もあったようですね。寒さも落ち着き、ようやく本格的な春。冬眠から目覚める熊ではありませんが、暖かくなると、自然と外に出てお散歩をするのも楽しくなりますね。
ところで、毎年4月の第2日曜日は、「全国一斉ラブウォークの日」というのを知っていましたか?この歩く取り組みは、1965年にイギリスで生まれました。発展途上国のこどもたちの健康に役立てられるようにと、参加費が募金となるこの運動は、ユニセフの活動の一環で、日本では1983年に日本ラブウォーク協議会が活動をはじめ、その後、1986年に記念日として制定されました。運動しながらボランティアをできるなんて一石二鳥!
さて、運動の話題は、みなさんも近年よく耳にするようになりましたね。メタボという言葉が一般的にになり、運動への関心も高まってきたのか、平成20年の国民健康・栄養調査結果の概要で、年代や性別にばらつきはあるものの、平成15年に比べて男性4%、女性で3.4%と男女ともに、運動習慣のある人*の割合が増加しました。もっとも数値が高かったのが、男性の70代で41.9%、続いて女性の60代で41.2%と、比較的ご高齢の方に運動習慣がある方が多いことが分かりました。みなさん、健康には気を使っているんですね。
ただ、気になるのが歩数です。平成15年と平成20年の比較で、男性が7,503歩から7,011歩で492歩減少、女性が6,762歩から5,945歩で817歩減少と、男女とも歩数の平均値が下がっています。「今日は運動するぞ!」と思った時は、しっかり体を動かすけれど、歩くという日常的な運動は取り組みにくくなっているのかも知れませんね。ちょっとの距離でもタクシーを利用したり、階段を使わずエレベーターやエスカレーターに乗ってしまったりと、心当たりはありませんか?
最近では、歩いた距離に相当するタクシーの金額を表示する万歩計も出ているそう。歩数をお金に換算してみるという発想が面白いですね。運動は、“激しく、ときどき”よりも、“無理のない範囲を、日常的に”の方が、心臓病の予防には効果的です。運動の目安は、“無理のない範囲で、30分程度”がいいそうです。散歩をするにはちょうど良いこの時期。桜や緑を楽しみながら、歩きを楽しみましょう!
*運動習慣のある人:1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している人
■外部リンク:
日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/index.html
厚生労働省 平成20年 国民健康・栄養調査結果の概要
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/11/h1109-1.html
■関連リンク:
狭心症・心筋梗塞患者さんの体験談(第5話 心筋梗塞から生還!いまはボディビルダー)|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/taiken/eps05.html
第26回 運動と体内の塩分と水分の関係は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_19.php