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減少する愛煙家。禁煙は、自分と人のために。

2010年03月01日

昨年は文学の世界で、太宰治と松本清張の生誕百周年ということもあって、彼らの作品が改めて多くの人に読まれました。今年、2010年は、日本が生んだ世界的映画の巨匠、黒澤明監督の生誕百周年。「羅生門」、「椿三十郎」、「あかひげ」など、いまだ色あせない作品を多く残したのみならず、ハリウッド映画に与えた影響も多大で、黒澤明監督の作品を参考にして作られた作品も多くあるそうです。ちなみに今月の23日が彼の誕生日。

さて、彼ら日本の誇る文化人の在りし日の写真や映像に、必ずといっていいほど登場するのがタバコ。煙を吐き出しながら、考え深そうにしている様子にしびれるファンも多いのでは?そうでなくても、昔の映画やドラマを見てみても、あらゆるシーンでタバコが登場しますね。昔からいわれ、最近ではデータもたくさん出てきていますが、体にとってもお財布にとってもタバコがもたらす“福”はありません。値上がりを機に禁煙した元スモーカーも多いのでは?

先月に続き、平成20年の国民健康・栄養調査結果の概要によると、「タバコを吸うと病気にかかりやすくなる」という問いに対し、5年前の平成15年の調査から“心臓病”と回答した人は、脳卒中7.3%、肺気腫7%に続く4.9%と、知識の高まりを見せました。また、受動喫煙を問う、「タバコの煙を吸うと病気にかかりやすくなる」とした質問に対して5.4%の上昇と、心臓病は最も高い伸びを示しました。心臓病への理解、深まってきましたね!ただし、「現在習慣的に喫煙している人*における1日21本以上吸う人の割合」では、男性が70歳以上のみが前回調査よりも3.5%多かったのを除いて減少傾向にあるのに対し、女性は、20代で3.4%、50代で3.1%、60代で9.9%の上昇を見せており、喫煙者の数自体は男性より圧倒的に少ないものの、なかなかやめられない女性の姿もうかがえました。

もともと吸わない人はそうですが、元スモーカーたちもやめてしまうと、煙のにおいをかぐのも嫌になる人も多いそう。煙にも体に良くないものがたくさん含まれていますので、本人はもちろん、周りにも悪影響を与えます。

かつては多くの人に愛されたタバコですが、今度は愛する人のために禁煙を始めてみませんか?

*現在習慣的に喫煙している人:これまでに合計100本以上または6ヶ月以上タバコを吸っている(吸っていた)人のうち、「この1ヶ月間に毎日または時々タバコを吸っている」と回答した人


■外部リンク:
厚生労働省 平成20年 国民健康・栄養調査結果の概要
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/11/h1109-1.html


■関連リンク:
第24回 気になる"タバコ"の心臓への害とは?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_17.php

第15回 喫煙と心臓病の関係|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_8.php

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