栄養の宝庫、納豆
2009年07月01日
海外でもよく知られた日本食の代表と言えば、スシ・テンプラ・ヤキトリなどなど。欧米の食事に比べてヘルシーであるとのことから、最近では、海外でも日本食のレストランが珍しくないですね。そんな中でも、なかなか好きになってもらえないのが、“納豆”。外国の方だけでなく、日本人の中にも、好き・嫌いがはっきりと分かれますね。独特のニオイとねばねばが、どうしても・・・という人は多いはず。
“良薬口に苦し”ではないですが、納豆は、栄養の宝庫。ひと頃、その具体的効果などについて議論を呼びましたが、含まれているものをみてみると、体に良いことは、やはり間違いないようです。
まずは、その名の通りナットウキナーゼ。食品の中では、唯一、納豆だけに含まれるものですが、納豆菌が作り出す酵素の一種です。心臓病にも関連する血栓の溶解作用があり、心臓病の他にも、脳梗塞など血管が関わる病気の予防に期待されています。ナットウキナーゼはさらに、直接、血栓を溶かすはたらきをするだけでなく、プロウロキナーゼと呼ばれる他の血栓溶解酵素を活性化してくれるとのこと。そのほかにも、骨の形成を高めるビタミンKや、納豆そのものに含まれる食物繊維と納豆菌との相乗効果で、腸内の環境を整え、便秘の改善にも一役買うとのこと。
ただし、納豆にはひとつ注意があります。心臓病で、ワーファリンを服用している人は、納豆を食べてはいけません!!ワーファリンには血液を固まりにくくする作用があり血栓症を予防するために飲みますが、納豆に含まれるビタミンKと一緒に摂取すると、薬のはたらきを打ち消してしまいます。ときどき、血が固まるのを防ぐというはたらきが同じことから、納豆を食べてはならない薬をアスピリンと間違える人がいますが、一緒に服用してはならないのは、アスピリンではありません。むしろ、アスピリンを服用している人にとって納豆は全く無害ですので、積極的に食べるようにしましょう。
とはいえ、良い食品も、そればかり食べているとやはり偏ってしまうもの。栄養に優れた食品をバランスよく摂取しながら、楽しく・おいしくいただきましょう!
■外部リンク:
全国納豆協同組合連合会
http://www.710.or.jp/index.html
まめ知識
http://www.takanofoods.co.jp/knowledge/index.html
納豆の効能
http://www.adumas.co.jp/effect/effect.htm
■関連リンク:
第7回 予防で一番大切な要素は食事、そして運動。|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post.php
第21回 食生活が動脈硬化の進行を左右する 気をつけたい食事は?|ドクターズコラム|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/column/article/post_14.php
心臓病の予防|心臓にやさしい生活環境|ハートケア情報委員会
http://heartinfo.jp/care/index.php