心筋症
心臓の筋肉が厚くなったり薄くなったりすることで、拡張・収縮活動ができなくなる病気です。遺伝やウイルス感染によるものなどが知られていますが、原因が不明なものも多く見られます。
"さ行"の用語 (24件中24件を表示)
心臓の筋肉が厚くなったり薄くなったりすることで、拡張・収縮活動ができなくなる病気です。遺伝やウイルス感染によるものなどが知られていますが、原因が不明なものも多く見られます。
心臓刺激の頻度や心房と心室の中継点に何かしらの障害が発生して、心臓全体の収縮が1分間に40回以下の遅い速度の収縮になる状態をいいます。
心臓に栄養を与える冠動脈が一時的に痙攣(けいれん)した状態をいいます。自律神経が影響していると言われ、主に朝方おこります。
心臓を包んでいる心膜と心臓の間に多量に出血することによって、心臓のポンプ機能が失われ、全身の血液循環に支障をきたした状態をいいます。倦怠感、ショック、意識障害をまねき、進行すると死にいたることもあります。
不整脈の一種です。心房内で、不規則な電気刺激が発生し、心房が痙攣(けいれん)している状態です。発作性心房細動は突発的に発生し、短時間で治まるのが特徴です。また、慢性心房細動は心房細動が固定してしまった状態をいいます。狭心症や高血圧の人は慢性化しやすくなります。突然死につながる可能性は低いといわれていますが、心房細動が発生すると、心房内に血栓ができやすくなり、脳梗塞などを引き起こす可能性もあります。
不整脈の一種で突然死の原因ともなります。心室内で不規則な電気刺激が発生することで、心臓が規則正しく収縮できなくなり、まったく血液を送り出すことができない状態になります。心室細動が起こると、5秒程度で意識を失い、そのままでは死に至ることもあり、心筋梗塞と合併して発生することが多いと言われています。
心臓の機能である、血液を送り出す作用と受け取る作用がうまくはたらかず、心室内に多量の血液がたまり、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態をいいます。心筋梗塞や心臓弁膜症、心筋症などさまざまな心臓病が原因で起こります。
動脈の中でプラークが形成された後、プラークが線維化を起こし、石のように硬くなった状態のことを示します。
血液中には主にコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4つの脂質が含まれていますが、このうちコレステロールと中性脂肪の量が多すぎる状態のことをいいます。脂質異常症は、高コレステロール血症、高中性脂肪血症、高コレステロール高中性脂肪血症の3つに分類されますが、ほとんど自覚症状がないため放っておくと動脈硬化の原因となり、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳卒中などを引き起こすことになります。
バルーンやステントによる冠動脈インターベンションでいったんは拡張した部分が、再び狭くなることをいいます。「インターベンションのアキレス腱」ともいわれますが、近年は薬剤溶出ステントの登場により再狭窄の可能性が低下することによって、冠動脈インターベンションの適応が大きく広がる可能性が期待されています。
脂肪の成分の総称。血液中には主にコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4つの
脂質が含まれています。人が健康を維持していくために必要な5大栄養素のうちのひとつでもあります。
心臓内科とも呼ばれます。循環器の専門医で、心臓カテーテル検査や冠動脈造影検査、冠動脈インターベンションなども行います。
心臓から全身に血液を送る動脈に対して、二酸化炭素や老廃物を含んだ血液を心臓へ戻すための血管が静脈です。全身の毛細血管から小静脈、大静脈へと集まってきた血液は心臓の右心房、右心室を経て肺に運ばれ、酸素と結合します。静脈には自ら血液を送り出す作用はなく、頭部や首などの静脈血は重力によって心臓へ戻り、心臓より下の静脈血は腕やふくらはぎを動かしたときの筋肉の収縮と血液の逆流を防ぐ弁の作用で押し上げられます。
ワカメ、ひじき、昆布などの海藻類、果物に含まれるペクチンなどの水溶性食物繊維は、腸の中でナトリウムと結びついてその吸収を妨げます。また、カリウムを放出するので、ナトリウムによる血圧の上昇を抑えることにつながります。
ホルモンは体内の状態を一定に保つはたらきがあります。さまざまな内分泌腺から分泌され、その種類は40以上もあります。女性ホルモンとは卵巣から分泌される卵胞ホルモンと黄体ホルモンで、女性らしいからだを保ったり、妊娠に必要な環境を整えたりするなど女性のからだをコントロールしています。卵胞ホルモンにはコレステロールの増加を抑え動脈硬化を防ぐはたらきがあり女性の健康を守っていますが、更年期を過ぎて分泌されなくなると動脈硬化などが増えてきます。
動脈硬化によって冠動脈の狭くなった部分が突然血のかたまりで詰まることにより、完全に血液
の流れが途絶え、心筋の一部が壊死に陥る状態です。痛みは胸の中央付近の深いところに感じるのが普通で、その範囲は広がりがあります。痛みの強さは狭心症よりもはるかに強く、時間も
数十分から数時間に及びます。場合によっては心不全に陥ったり、不整脈を起こすなどして死に至ります。
心臓の構造を2次元および3次元で見ることができ、心筋の虚血、心筋量、心室容量や弁逆流の異常の評価に役立ちます。MRIを使った検査には、血管を選択的に描出するMRA(磁気共鳴血管造影)があります。MRAは冠動脈の狭窄や閉塞などを検出するために実施されます。
ごく微量のタリウムなどの放射性同位元素を体内に投与して、そこから出る放射線を撮影する検査です。心機能を評価する心プールシンチグラフィーと、心筋の状態を評価する心筋シンチグラフィーがあります。狭心症の診断などで運動負荷心電図のみでは診断が難しい場合や、心筋の虚血の状態などを把握して治療方針を決定する際に行われます。
超音波をあて、エコー(反射波)により画像をとらえて心臓の動きや異常などを調べる検査です。心臓の構造や機能をモニターで観察でき、狭心症や心筋梗塞など心臓の病気全般に用いられます。
心臓の病気の総称で、心疾患ともいいます。先天性による心房中隔欠損症などのほか、弁膜の開閉に障害をきたす心臓弁膜症、心室壁の壁が厚くなる心肥大、心内腔が広がってしまう心拡張、心筋が炎症を起こす心筋炎や心内膜炎、心拍動のリズムが乱れる不整脈、そして狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患などがあります。心臓病への不安や恐怖などの精神的原因から起こる心臓神経症などもあります。
心筋が収縮する際に発生する電流の変化を、心電計を用いて波形として描き出して調べる検査
です。狭心症、心筋梗塞、動脈硬化症、高血圧症、不整脈などが診断できます。安静時心電図のほか、発作をとらえるホルター心電図検査や運動中の様子を知る運動負荷心電図検査などがあります。
冠動脈インターベンションを行う際に、血管内の狭窄部分に留置するチューブ状の金網。長さは2~3㎝から6㎝程度のものまであり、編み目の構造や材質もさまざまです。再狭窄というバルーン治療での問題点を低減させるため、現在の冠動脈インターベンションはステントなしには成り立たない時代になっています。ステントを使った治療は、尿道、胆道、気管支の閉塞などにも広く用いられています。
狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、がん、脳卒中、高血圧症、脂質異常症、動脈硬化症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、歯周病、アルコールによる肝臓病、喫煙による呼吸器病などをいいます。以前は成人病と呼ばれていた病気のほとんどが、食生活、運動、ストレス、休養、喫煙、飲酒など、毎日の生活習慣が大きな原因であり、20代から起こることがわかってきたため、厚生労働省が平成8年から生活習慣病という考え方を導入しました。
HDL(善玉)コレステロール、LDL(悪玉)コレステロールなど、血液中のすべてのコレステロールを合計した値をさします。総コレステロール値が220㎎/㎗以上ある場合は、高コレステロール血症と診断されます。総コレステロール値が正常でも、HDL(善玉)コレステロール値、LDL(悪玉)コレステロール値が異常な場合も脂質異常症とされます。