生活習慣病
生活習慣病こそ、心臓の大敵!
心臓病の原因となる動脈硬化は、年齢とともに徐々に進むものですが、以下のような危険因子があると悪化を早めます。さらに個々の因子は互いに密接な関連があり、複数の因子をあわせ持っていると動脈硬化が急激に進みやすくなることもわかっています。
生活習慣病1:高血圧
血圧とは、血液が心臓から送り出されるときに血管にかかる圧力のことです。
血圧が高いと…
・血管の壁に強い圧力が加わるため、その力に負けないように血管が壁を厚くしようとします。
・高い圧力によって血液の成分が動脈の内壁に入り込み、それにコレステロールが加わるなどして動脈硬化を起こすことになります。
生活習慣病2:糖尿病
糖尿病とは、ブドウ糖をエネルギーに変えるはたらきをするインスリンが足りなくなったり、そのはたらきが悪くなったりすること(インスリン抵抗性)によって、血液中に糖があふれてしまうこと(高血糖値)をいいます。以下のような糖尿病の状態が、動脈硬化を進行させます。
糖尿病の人だけではなく予備軍の人でも、血糖値が正常な人に比べると心臓病にかかる確率が高いこともわかっています。 |
生活習慣病3:肥満
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おなかの周りなど上半身に脂肪がつくタイプ。おなかが出ているのに、つまんでも厚みがない人はこのタイプの可能性大。
生活習慣病に深く関わっているのは『内臓脂肪型肥満』。内臓脂肪は体内のインスリンのはたらきを妨げ、糖尿病を発症させたり、脂質異常症や高血圧の原因になったりもします。
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お尻やももなど下半身に脂肪がつくタイプ。
男性・30∼60代の約3割が肥満、女性・60代の約3割が肥満 厚生労働省「国民栄養調査」2002年より
生活習慣病4:脂質異常症
高コレステロール血症
血液中のコレステロール値が高いタイプ。血管の内側にたまったコレステロールは動脈硬化の原因になるため、要注意。
高中性脂肪血症
血液中の中性脂肪値が高いタイプ。中性脂肪は、動脈硬化を抑えるはたらきをする善玉コレステロールを減らしてしまうため、こちらのタイプも注意が必要。
生活習慣病5:喫煙
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの吸入が、動脈硬化のきっかけとなります。また喫煙は脂質異常症を悪化させて動脈硬化を促進したり、血管を詰まらせてしまう血栓の形成を促進したりすることがわかっています。
特に他の危険因子が存在する場合、喫煙は心臓病の発生率を数倍に増加させるという報告もあります。